診療放射線技師の働き方改革【当たり前という呪縛を解け!】
りきりんがこんなツイートをしていたよ。
僕の場合、朝9時から翌日の昼まで28時間拘束くらいは当たり前でした。
— りきりん🦒放射線の魔術師 (@UBDukpLVQR7uWmq) 2019年5月15日
実際のところ診療放射線技師のその辺の感覚はぶっ壊れてて「当たり前」と思ってる人は多いと思います。
働き方改革で4月から当直は夜21時から昼12時までになりました✨最高かよ()
そのための人材確保とかも大変ですけどね。 https://t.co/CGfLWwlFrT
働き方改革を行った放射線科もだいぶ多いように思います。
これまでの体勢と新体制についてを比較してみます。
いってみよ〜
放射線科は救急外来をやっている場合、当直や待機当番を設定している施設がほとんどです。
夜とか休日とかの診療時間外に体調が悪くなったり、怪我をしたとき困るもんね。
当直は寝られるのか寝られないのか。
当直の場合は、当直室などで基本的には寝ているという施設がほとんどだと思います。
患者さんが来たときなどに院内専用の電話が来て、起きて仕事をするという内容です。
患者さんが来るかどうかに依存するので日によっては「寝られなかった・・・。」という日ももちろんあります😪
施設によって就業規則は違いますが、聞くところによるとどこの施設も似たような感じでした。
つまり、
朝、出勤して
次の日の昼に帰って
その次の日は朝から出勤。
これは土曜日も日曜日も同じです。
日曜日に当直をすると2週間休み無しです。
病院に顔を出さない日は月に2、3度といったところでしょうか。
何が問題かと言えば、それが当たり前の感覚ですよね🤔
おそらく技師に聞くと、平気な顔して過酷な勤務時間を答えると思います。
そんなに働くの好きなの?
国はまずは企業に働き方改革をすすめ、ついに病院にも目を向けることになったという流れですね。
僕の職場は現在の勤務は週40時間の出勤時間+残業代+当直をやった場合は夜勤手当となりました。
1回の当直に対する報酬は減りましたけど、やっぱり楽ですね🤣
やりたいこと出来るよね。お散歩も行ける!
それに対してデメリットは人材の確保です。
放射線科は検診や診療時間の関係上、午前中のほうが忙しい施設が多いと思います。
偏った時間と職員配置はなかなか折り合いをつけるのが難しいです🤔
午前中に働いてくれるパートさんがいてこそ出来ると言ってもいいです。
そんな状況だと休みが取りづらいというのも課題です。
コレに関しては以前も取りにくかったので変わらないと言うのが正しいかもしれませんが・・・。
世の中の流れに病院がどれだけついていくかは、難しいところだと思います。
現在は就業時間に関して医師のみ特別な扱いをされ、多く働くことを容認されています。
もし解決することができればエネルギッシュな診療を提供できると思います😤
医師が少ないといいつつ、実はいるところにはいるんです。
なのに密度が低いところばかりが頑張っていては改善しないと思います。
今後、AIなど技術の発展もあるかと思います。
その中で、患者、医師、コメディカルみんながバランスを取り合って診療に臨むことが大切ですよね。
まとめ
読んでいただきありがとうございました✨
僕の経験をもとに働き方改革についての見解をお話させていただきました。
休みがない状況から、僕の職場では週40時間にすることで、働き方改革を行いました。
おかげでやりたいことが出来る時間をもらえたと思っています。
ブログを始めたのもちょうど4月1日からでした。
それまでの感覚はやはり異常です。
でも異常なことを異常だと気づかない心理もあるのではないかと思っています。
みんながそんな心理から抜け出し、医師を含めた全ての職員がエネルギッシュに診療を行うことができれば、もっと患者さんにフィードバック出来ると思います✨
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働き方改革したらみんなでお散歩に行こー!